1999年12月記事一覧

日本最高齢のライフセーバー本間錦一先生[ 1999年12月31日 ]

わたしは、今年恩師本間先生に『水難救助ハンドブック』の翻訳を大成してご恩返しをすることができた。越後村上・本間錦一の弟子であることに誇りを持ちたい。

わたしの著書『民間救急救命士の使命と実態』に登場する本間錦一先生が先日、平成21年8月12日お昼のテレビ番組ワイドスクランブルの『山本普也の人間一滴』に82歳の現役ライフセーバーとしての活躍が全国放映された。

本間錦一先生は、新潟県村上市の瀬波海岸でわたしの幼い頃に泳ぎのイロハを教えてくださり人命の尊さを徹底的に叩きこみ人命救助の何たるかの薫陶を受けた恩師である。今日宗教家と救急救命士というわたしが存在するのも本間先生の影響によるものである。

お盆に故郷村上市に帰省した折、近況報告と水難救助ボランティアとして本間先生を訪ねた。瀬波海岸には、テレビの影響で全国津々浦々から本間先生にひとめお会いして元気をいただこうとたくさん

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終戦記念日[ 1999年12月30日 ]

靖國神社には、お國のために散っていかれた英霊が祀られている。彼らの犠牲により今日のわが國の繁栄があることを忘れてはいけない。総理大臣はじめ閣僚は、堂々と公式参拝すべきである。

昭和天皇は、終戦の御前会議において、「多くの貴い命が失われてゆくことを思うと胸がかきむしられる思いである」と仰せになっておられる。

昭和天皇がご訪問される先々で、先ず、最初に会われるのは戦没者のご遺族であり、海外からの引揚者であり、戦災者であった。

マニフェスト(政権公約)[ 1999年12月28日 ]

創っていきたいものである。

衆議院解散について衆議院を21日にも解散し、8月30日に衆院選を実施する日程で与党幹部と合意した。

いま自民党は、マニフェスト(政権公約)の作成に全力を挙げている。
私も近日中に政調会長にお会いして救急救命士の職域拡大等に関する要望を自由民主党のマニュフェストに盛り込んでもらう予定である。

「命」を救いたいという志をしっかり持つ若者が幅広い分野で活躍してくれる世の中を

ビル・ゲイツの学習法[ 1999年12月27日 ]

(参考文献:『コンサルタントの習慣術』朝日新書)

みなさんは、専門領域や趣味などの雑誌を購読しているだろうか?定期購読はせずに関心のあるテーマや特集が組まれたときに購入する人も多いのではないかと思う。

自身の専門領域や趣味のみで雑誌や本を読んでいると、どうしても物事の考え方や視点の幅がせまくなる。自身の枠に捉われずに幅広い視野で雑誌や本を読むことは、新たな発見、知識に出会う可能性が高まる。

ビルゲイツ氏も勉強のために山ごもりする際には、必ず自分の知識が浅いジャンルの本を持ち込み読み漁るという。

三沢光晴先生逝去[ 1999年12月27日 ]

帝京平成大学客員教授であられた プロレスリングNOAH社長三沢光晴先生がご逝去されました。


平成21年6月13日午後8時半ごろ、広島県立総合体育館であったプロレスリング・ノア広島大会で、試合中に心肺停止状態で倒れ広島大学病院に救急搬送された。

プロレスファンの看護師がそばに居合わせAEDを使用して心肺蘇生を施し、救急隊に引き継ぎましたが処置の甲斐なく残念ながら鬼籍に入られました。

本学においては「スポーツ文化論」を担当され4月の第1回目の講義には、学生約200人の前で「オーナーの立場と選手両立のためのコンディショニング」の テーマに基づき、「成功は前向きな失敗の積み重ね」「何もやらずに後悔するより、やって後悔しろ」など自分の経験をもとに講義を展開されました。

プロレスでの貴重な経験を大学生に語っていただき、たくさんの夢と希望を与えていただきたかったものです。ご冥福

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『事なかれ主義』[ 1999年12月26日 ]

みなんさんの職場にも『事なかれ主義』は蔓延していないだろうか?正しいことを最後まで貫く姿勢は、我々も見習うべきである。

平成21年5月7日東京都神社庁大会議室において前航空幕僚長 田母神 俊雄先生による講演『日本が良い国だと言って何が悪い』を拝聴してきた。

正しいことを主張して公職追放される国、日本はおかしくなっている。政治家や官僚は、すべて『事なかれ主義』で日々流されている。

タレント 松村邦洋さん退院[ 1999年12月25日 ]

スポーツには、リスクがつきもの日頃から健康管理に心がけ万全の体調で望むべきである。退院、おめでとう。また、お茶の間をお笑いで和ませて欲しい。

東京マラソンで一時心肺停止状態となったタレントの松村邦洋さん(41)が、4月3日(金)、入院先の病院を退院する。

午後から、有楽町のニッポン放送で記者会見の予定。松村さんは、迅速な心肺蘇生とAEDにより一命を取り留めた。

救急救命士に権限[ 1999年12月24日 ]

救急医療サービスは、社会医学の実践であり現在抱える諸問題の原因には複合的な要素が絡んでいる。私たちのできるところから一つ一つ住民参加型で問題解決やシステムの改善をしていく必要がある。

アメリカでは、重症患者を救急車内に収容しあちらこちらと十数件も受け入れ先医療機関を探し回り、救急現場を1時間以上も出発できないなどという深刻な事態は見られない。

アメリカの救急隊員は、生命を脅かす重症患者や急変が予測される場合、たとえ医療機関が受け入れ不能であってもそれを乗り越えて搬送する権限が付与されている。これにより救急医療の迅速なアクセスが保障されている。

わが国の救急患者受け入れ搬送拒否問題の対策として、救急救命士の観察により一定の基準を満たす患者については、救急隊が指定する医療機関への受け入れを強制できる権限を与えてはいかがだろうか。

死んだ金魚をトイレに流すな[ 1999年12月23日 ]

(参考文献:『死んだ金魚をトイレに流すな』集英社)

東海大学教授の近藤卓先生は、かなりの数の人たちに、「飼っていた金魚が死んだときどうしていますか」と尋ねてきた。

その質問に、圧倒的に多数の人は、死んだ金魚を土に埋めて簡単な墓標を作り、子どもと手を合わせたと答えた。

しかし最近、そうでない意見がいくつか出てくるようになった。きわめつけは、トイレに流すという「処理」の仕方だった。それをはじめて耳にしたとき、なぜか背筋がゾッとする嫌悪感に襲われたという。

親の何気ない行為によって、子どもはいのちを軽く見るようになる。いのちの重みを伝えるためには、どう接すればいいのか。「いのちの体験」を共有することの大切さを語っている。

近藤卓先生の著書『死んだ金魚をトイレに流すな』集英社をぜひ読んで欲しい。救急医療に関心のある方には、いのちについて深く考えさせてくれる良書である。

無用の救急医療情報システム[ 1999年12月23日 ]

同行は、崩壊の兆しを見せる救急医療に、<1>トリアージなどの導入によるコンビニ受診の抑制<2>研修の充実や女性医師支援による医師確保<3>大都市圏での救急搬送体制の改善-が必要だと指摘した。

日本政策投資銀行の調査によると、2025年までに全都道府県では救急搬送人数が増加すると予測された。特に東京都、滋賀県では20%を超える予測である。

現在運用中の救急医療情報システムはリアルタイムの情報を反映しておらず情報が乏しく、救急需要の増加に対応しきれない問題も浮上した。システムの情報更 新をリアルタイムに実施している消防本部は11%に過ぎず、定時に1日2回が31%、定時に1日1回が29%であることが分かった。

救急車の現場到着から救急医療機関までの時間が長いのは、搬送人口当たりの救急医療機関が少ない市町村である。地方に住む人ほどリスクが高い環境にあることが分かる。


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